新作の牡丹文コバルトビアカップ
はいさい。
宮古島壺屋焼 金城陶芸の直敏です。
たまには仕事のことも綴っていこうかなと思います。
新作の牡丹文コバルトビアカップです。
今までコバルトは総柄のみ。掻き落としは総柄と斜めがけしかありませんでした。
コバルトは化粧を掻き落としているわけではなく、白化粧に牡丹文を描いて余白をコバルトで塗りつぶしているわけですね。
釉薬は塗る方向や重ね具合でどういう手順で塗ったかはっきりでてしまいます。
なので今までコバルトに余白を作りすぎることは避け、総柄しかありませんでした。
今回作った新作は、余白のコバルト部分を全て縦方向に塗り、少しづつ重ねて塗っています。
その塗り方の特徴がよくでていますね。
手作り独特の温かみがでて良いかな〜と思い作ってみました。
お客様にもご好評だったので、今後も作っていきたいと考えています。
コバルト釉薬自体も水の配合等で濃い薄いなど若干の違いが出てきます。
それも手作りならではの個性と考えて楽しんで頂ければ嬉しいです。
折をみてオンラインサイトの方にもアップしていきたいと思います。