牡丹文
はいさい。
宮古島壺屋焼 金城陶芸の直敏です。
ちょっとまだ提案レベルのお話をいただいていまして、牡丹文の皿が気に入ったからいくつか見てみたいとおっしゃっていただき、店にあった商品を撮影して送らせてもらいました。
こちら2,3年前に作成した鉢、結構大きいです。
個人的には総柄より部分牡丹文の方がメリハリがあって好きです。
料理などを盛るさいにもこちらの方が合うんじゃないかな?
逆に飾ったりインテリアとして使うなら総柄がかっこいいですね。
牡丹は百花の王、百花の長、富貴の花と言われるていまして、良い前兆の顕れとして吉祥文様とされています。
シーサーや魚文もそうですが、基本的にやちむんの文様は人々の幸せを願って受け継がれてきた伝統工芸なのですね。
僕らが作成している商品も使う人、見る人を幸せにできるようより一層心を込めて制作に励みたいです。
総柄コバルト釉の深皿。
左奥が、部分牡丹文の6寸皿。
手前が総柄の5寸皿。
右奥がタタラ総柄ですね。
これから、いろんな雑器に牡丹文を取り入れてみる予定です。
お楽しみに。